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プロテーゼ(人工軟骨)、シリコン、ジェル等々。鼻を高くしたりバストアップさせるとき、一般的には、こうした素材を体内に挿入することになります。これらは「一生モノ」。というとは、一度入れたら、一生手術し直す必要はないのでしょうか?
基本的にはYesです。でもこれも、考え方によってはウソということにもなります。
たとえば、事故などで強い刺激が加われば、体内の素材が折れたり破れたりしてしまうことがあります。これは、骨や内臓でも同じこと。このような場合は、当然、取り除いたり、入れ替えたりといった手術が必要になります。また、10年、20年と年が経てば、患者さんのフェイスラインやボディラインが変化し、異素材を入れた鼻や胸とその周囲とのバランスが変わってしったことから、これを修正したい、と考える方もいるでしょう。
この場合にも最初の手術は「一生モノ」にならなかったことになります。さらには、医学の進歩で新しい素材が開発されれば、新しいものに入れ替えたくなるかもしれません。素材自体は一生モノでも、患者さんの体や考え方の変化で「一生モノ」でなくなることもあります。どんなに高級なクルマでも、どんなに高額な電化製品でも、一生使うかといえば、そうでもありません。まだ使えるとしても、です。このようなことも理解したうえで手術を受けるようにすれば、後悔せずに済むのではないでしょうか。
ついでにお話すると、「再手術可能」というセリフにも落とし穴があります。単に「再手術(やりなおし)ができる」といっても、それには、カンタンにできるものと、そうでないものがあります。難しいものになれば、経済的にも肉体的にも、患者さんへの負担は大きくなります。受ける手術や術後のケアによっても状態は変わってきますから、どんな手術・状況なら再手術が容易(または難しくなる)かを事前にしっかりと確認しておくことが大切です。 |
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